会議での出来事、あとで振り返ると認識の相違があるのはなぜ?
仕事をする上で私の長年の謎だったことについてお話します。
それは、記憶のズレ、認識のズレについてです。
例えば、お客さま先で打合せに行ったとき。打合せ後、社内に帰ってもう一度振り返ると、どうもみんな言ってることが違う。
みんな同じ打合せにいたのに、細かなニュアンスが違います。事実関係を話しているうちに、みんな、最初は自分が正しいと思っているけど、だんだん自分の記憶に自信がなくなったりします。そして、お客さまに確認取ったら、また全然違う結果だったり。
こんなことってありませんか??
私は法人向け営業なので、大人数で会議をすることも多いのですが、毎回と言っていいほど認識のズレが起こりまくることが、長年の疑問でした。
時には、職場の後輩の理解がずれていることを「私の指導がよくないのかな?」と自信がなくなったり。
ちょうど昨日も、同じ打合せにでてた先輩と、お客さんから受け取った宿題の内容の認識が全く違っていてびっくり!!
一体どうして??と結構ストレスですよね。
nTechを使って人間の認識を仕組みで見てみると、、
なーんだ、当たり前だったのか!!!
みんなそれぞれの認識のパターンを持っていて、部分情報だけを記憶しているのです。
それを脳の中でつなげて組み合わせてイメージ化させているのです。
ちょっとした認識のズレが大きな差異の結果に結びつくのも納得です。
それを知った時、積年の疑問から解放されました!
仕事では一般的に、このズレを防ぐ道具として、打合せの議事録や文書で合意を取ることをしています。
ただ、異議があった場合、言った言わないの議論になりやすいです。みんな、最初は自分が正しいと思っていますからね。そこでまたストレスがたまったり。
でも、みんなの考えの出発が、「ズレて当たり前」だったら??
異議があった時には、確認して、話し合ってもう一度合意を形成し直すだけです。
とってもシンプルでスッキリ!!
この感覚が当たり前になることで、争いがかなりなくなるなぁと私は思っています。
ご感想・メッセージをお待ちしております♪
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
Written by チームワークコンサルタント miwa
詳しいプロフィールはこちら