バーチャルリアリティ体験から見えたもの

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昨日、秋葉原にて行われていたバーチャルリアリティのフェア「OcuFes Final」に行ってきました。

 

バーチャルリアリティの世界

バーチャルリアリティとは、あたかも自分が画面の中に入り込む世界です。

写真の通りです。


アニメーションやゲーム、グラフィックなど利用される映像は色々種類がありました。

映像を見せる装置はスマホを利用したものが多かったですね。

まだ始まったばかりの分野ですが、出展数もたくさんあり、普及が加速する様子が想像できました。

 

今回は、視覚と聴覚を利用したコンテンツが多かったですが、触覚も簡単に実現できそうです。

 

本当に精巧で、現実感があり、でも実際の現実とは全く関係のない世界。
人間関係のストレスもなく、純粋な冒険の世界。
とっても楽しくてきれいな世界。エンターテイメントとしては究極だと思いました。

 

感じた危機感

一方で、危機感も覚えました。
今までもゲームで引きこもる人もたくさんいたけど、ますます現実離れが加速する感じがしました。

バーチャルの世界で生きられれば、現実は死んだようでもよい…そんな風に感じる人も出てくるのではないでしょうか。

 

そんな技術だからこそ、人間がこの技術を何のためにどうやって使うか。

人間の精神的な成熟が求められる時代になってきていると痛感しました。

 

バーチャル戦艦大和との出会い

ブースを回りながら、自分の中で疑問と問題意識があふれていたとき。

戦艦大和VRに出会いました。
戦艦大和の甲板からの風景をバーチャル体験できるものです。

 

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友人と大興奮して、バーチャル体験をしてみると…

見事に戦艦大和の時空間にタイムスリップしました。

 

最初はわぁ~~すごい!!!と感動していたのですが
バーチャル空間の中で、ふと振り返って大空と大海原を見てみたら。

 

70年前、国を背負って戦った先人たちの気持ちがこみ上げてきました。

 あぁそうか、こうやって環境やポジションが人の意志を作るんだ。

この環境にいたら誰だって国を背負って戦う人になる。

その思いに涙があふれてきました。

 

バーチャルリアリティの方向性

この体験を通して、バーチャルの世界に入ることで、強烈な立場チェンジができると実感しました。
時空間を超えて、違うアイデンティティになれる。すごいことです。

 

当然、使いようによっては怖いですが、、
思いやりを育てる人間教育や、相手の環境を理解する国際理解にもとっても使えそう。

 

人間5感覚を逆手にとって、情操まで育てる。

そんな使い方をする私たちでいたい!!と強く強く思いました。

 

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Written by チームワークコンサルタント miwa

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