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春風にのせて

メタ認識技術を活用した新しいライフスタイルをお届けします

終戦記念日によせて

新しい生き方

ご訪問いただきありがとうございます。


2016年8月15日。第二次世界大戦、太平洋戦争の終結から71年が経過しました。

 

世代は変わり、すっかり遠いことのように感じてしまいます。あまりにも現代と切り離された別世界のような。

だけど、忘れられるものではありません。例え忘れたように暮らしている若者たちでさえ、おじいさんおばあさん、ひいおじいさんひいおばあさんまで遡ると必ず戦争世代になります。血筋というものは脈々と繋がっていて、今私がいるのも、命をつなぎ社会をつくった先人たちのおかげ。


心から感謝しながら、現代の私たちがどんな未来を作っていくかに思いを馳せます。

 

先日、素晴らしい舞台を観劇しました。

流れる雲よ~未来より特攻隊へ愛を込めて

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演劇集団アトリエッジOfficial Site | 公演情報

〔物 語〕
 71年前の太平洋戦争末期の特攻隊基地で、
突然ラジオから2016年未来からの不思議な放送が聞こえてくる。
そこで、1945年夏に日本が負けることを知った特攻隊員達は動揺する。
何故、自分達は死を選ぶのか・・・?
特攻命令が下った夜、ラジオの神様は粋な計らいを魅せるのだった。

 

戦争を題材にした舞台や映画と聞くと、戦争の悲惨さ残酷さに焦点をあてたものが多く、見終わったあとは何となく重い心になることが多いのですが、この舞台は全く異なりました。

あらすじの通り、フィクションとして戦時中と現代をつなげているんですね。生の演劇ということもあり、今その場で特攻隊たちも生きているような、そんな感覚になりました。現代と終戦直前をつなげて、本当にその時代の人々と交流をしているような感覚です。そして、終盤は、特攻隊たちの想いに心を揺さぶられ、一場面一場面に涙が止まりませんでした。


副題の「未来より特攻隊へ愛を込めて」という言葉がこの演劇を象徴していると思います。戦争は辛く悲しいもの。だけどその当時そうならざるをえなかった経緯もあります。すっかり環境が変わった現代の私たちが、あの時代をどう意味づけしどう生きるかによって、未来を託して亡くなっていった方々の意志に応えられるのではないでしょうか。

 

劇中、特攻隊の人が現代の人に「今、日本は良い国ですか」と問う場面があります。

私ならこう答えたいです。「日本を良い国にしたいというあなたたちの意志は今も生きています。どうぞ見守っていてください。」