子供たちの貧困による教育格差をなくすためには
先日、ニッポン教育応援団さん主催の子供たちの貧困による教育格差についてのシンポジウムに参加しました。
子供たちの現状
いま日本でも、子どもの相対的貧困比率が年々あがっているとのことです。その割合は6人に1人とのことで、私はかなり驚きました。
年々広がる経済格差。世界的にもますます広がっているというニュースも先日ありましたね。
この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っている
子供たちの教育格差は、その問題だけをフォーカスしていても解決にはなりません。なぜなら、親の経済の貧困が子供たちの教育格差につながり、それが学歴格差になり、就職後の収入格差になるという格差の連鎖があるからです。お金持ちはずっとお金持ち、貧困層はずっと貧困という哀しい現実があります。
背景にあるのは
このループの背景は、当然お金の格差がすべてに連なる原因ではありますが、それを外側・ハードウェア面とすると、もう一方の裏の側面もあります。それは、小さな頃から「自分は社会的弱者だ」と思い続けさせられた人たちが大人になったら、働く意欲・自己実現意欲がなくなってしまうという心理的なループ(内側・ソフトウェア面)です。
本当は無限の可能性であるはずの子供たちが、生まれながらにして生き方が決まってしまっているなんて、こんな哀しいことはありません。
私が何に貢献できるか?
シンポジウム登壇者のみなさんの様々な活動を拝聴しながら「私の活動が何に貢献できるか」を考えていました。
何か抜本的な改善策をと考え、今までの問題を乗り越えるためにいったんゼロベースで考えてみると、
ハードウェア面:今の社会にない新しい職業をつくって(ニーズ発掘と市場づくりも同時ですね)、その職を憧れ職業にすることで経済的な自立ができるようにする
ソフトウェア面:人間は環境から独立した意思決定ができる無限の存在である、真の人間観をもてる教育を提供する
色々と思慮が足りないところはあると思いますが、まず新しい世界をつくる視点に立って考えることが、何より重要だと思います。
引き続き、がんばります。
ご感想・メッセージをお待ちしております♪
Written by
チームワークコンサルタント miwa