ミュージカル「アニー」が好きすぎて①~アニーの魅力とは?

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 私が好きなものシリーズ第二弾。

 

それは!!!

 

ミュージカル「アニー」 

 

2017年5月8日、東京公演の千秋楽を見てきました!!

丸美屋食品ミュージカル「アニー」 

 

書いている間に長くなりすぎたので、

前編ではアニーの魅力

後編では16年ぶりに演出が一新された2017年公演の感想をお届けします!

 

ミュージカル「アニー」とは

 

まったく見たことがない方でも、赤毛のくるくるパーマの女の子が前向きにトゥモローを歌うイメージはお持ちではないでしょうか??


日本では、毎年4月下旬から連休明けまで東京で上演され、その後全国各地で公演します。アニーをはじめとする子供たちのキャストは、その年毎にオーディションで選ばれ、2組に分かれてダブルキャストで演じます。アニーといえば、日本ではオーディションのドキュメントでも有名だったりしますよね。

 

私のアニー熱

 

2007年から見に行き始め、その魅力に衝撃を受け、途中3年ほどお休みしていたのですが、去年アニー熱が復活。今年で11回目の講演を見に行きました!!!ダブルキャストなので1年で2回見に行く年もあります。

 

いきなりですが、私が観劇した歴代アニーの中で一番印象に残っている子を発表!!

 

それは、、、、

 

佐々木李子ちゃんです!!!(2009年アニー役)

 

忘れられないのです、彼女の歌声と情感のこめ方が。今では彼女、歌手デビューもしていて、私はとっても応援しています!!

 

Sasaki Rico(佐々木李子) Official Website

 

もちろん他の子たちも素晴らしく、それぞれの個性がありました。毎年違うメンバーで作り上げるアニーは、生き物で、成長いちじ るしい子供たちと大人キャストの情熱で公演中もどんどん進化するので、まさしく一期一会の奇跡の舞台です。だから毎年見に行きたくなるんですね。

 

 

アニーの魅力(ネタバレ含む)

 

アニーの魅力といってもさまざまにありますが、ここでは登場人物の魅力的な描き方を挙げたいと思います。

 

アニーは、一言で言うと「孤児院で暮らす前向きな女の子が、大富豪の養子になるまでを描いた物語」です。

舞台は1933年のニューヨーク。世界大恐慌直後の街は、仕事も住む家もない人であふれていました。誰もが希望を失っているなか、11歳の女の子アニーだけは元気いっぱい。11年前、孤児院の前に置き去りにされたというのに、いつか両親が迎えに来ると信じて、逆境にひるむことなく前向きに生きています。


そんなある日、大富豪オリバー・ウォーバックスの秘書グレースに気に入られたアニーは、クリスマスの2週間をウォーバックスのもとで過ごすことに。明るいアニーに孤独な心をなぐさめられたウォーバックスは、アニーを養女にしたいと思うようになります。しかしアニーは、本当の両親と暮らすという夢をあきらめきれません。その強い気持ちに打たれたウォーバックスは、懸賞金をかけて彼女の両親を捜すことにします。


ところが、それを知った孤児院の院長ミス・ハニガンと弟ルースター、その恋人のリリーは、懸賞金目当てに悪だくみを始めて……。アニーの夢はかなうのでしょうか?

http://www.ntv.co.jp/annie/2017special/highlight/

 

舞台は1933年のアメリカニューヨーク。

 

登場人物は、下記の通り非常に多種多様。

・主人公アニー

・孤児院の子供たち

・孤児院の院長ハニガン

・その弟と彼女

・大富豪ウォーバックス

・秘書 グレース

・豪邸で働くメイドと執事たち

・時のルーズベルト大統領と閣僚たち

・ラジオ放送局のスタッフ

・ニューヨークの街の人々

 (警官、夢を求めてやってきた人、ショー演者たち、ホームレスたち)

 

これらのなかの誰の視点で見るかによって、物語の見え方がまったく違います。

 

主要な客層である親子連れの子供たちにとっては、アニーや孤児院の子供たちの気持ちに感情移入しやすいと思います 。そして、大人にとっても感情移入しやすい登場人物がたくさん!!!丁寧に追っていくと本当に深みのある物語です。

 

とくに孤児院院長のハニガンと、大富豪ウォーバックスには、とっても泣けます・・・

 

孤児院院長のハニガン

女性の悪役なのですが、貧しい生まれの中で孤児院の住み込み管理人という安定ポジションを獲得し、でも幸せに感じられず酒におぼれてばかり。子供たちも憎たらしくて仕方がない。そんななか、どんどん幸せになっていくアニーを見て、自分の感情を止められなかったことでしょう。

 

基本的には子供たちが嫌いというスタンスなのですが、一瞬だけアニーに対する情が見えるシーンがあるんですよね。あぁ本当は寂しいだけで愛情深い人なんだ、、と思わせてくれます。

 

大富豪ウォーバックス

もともとは貧しい貧民街で育ったものの、一代で億万長者にまでのぼりつめた実業家。若い頃には前に進むことを考えるあまり、人を裏切ってきた過去もあります。

 

ほしいものは何でも手に入れたウォーバックスだからこそ、アニーとの出会いによって本当にほしかったものに気づくのです。

 

それが「夢分け合う人の存在」。

 

うぅ・・・・号泣。

 

ウォーバックスはアニーとの出会いによって、本当に変わっていくんですよね。メイド執事たちにも朗らかになり愛情をあたえる人になっていきます。

 


そして、なんといっても・・・

 

主人公のアニー

アニーはとっても前向きな女の子です。ポジティブ一直線。ネガティブさはみじんもありません。

 

その原動力はいったい何なのでしょうか。


それは、11年前、孤児院の前に置き去りにされたときの、両親からの手紙とペンダントがあるからこそ、いつか両親が迎えに来ると信じる強い心です。

 

「いつか私も普通の子と同じように両親と一緒に暮らせるんだ」それがアニーの心のよりどころ。寂しくて憂鬱な日も未来は幸せだと信じて歌う、それがトゥモローです。

 

このアニーの堅い心を知った大富豪ウォーバックスは、アニーを養子にすることを一旦諦めます。

 

そしてクライマックスへ物語が進む中で、両親が実は亡くなっていたことが明らかになります。


アニー「本当はずっと分かっていた気がする。私のこと愛していたら迎えにくるはずだもん。」劇中でこんな風な台詞があります。

 

あぁそうか薄々両親は来ないとわかっていたけど、それを認めると自分が保てなくなるから、ずっとずっと前向きな自分を(無意識で)つくっていたアニー。気持ち、わかるなぁ・・・

 

そして、肩を落とすアニーに対し、ウォーバックスからの心からの言葉がかけられます。

 

「愛しているよ、アニー」

 

・・・・・涙腺崩壊・・・・!!!!!!!!

 

これは、、、やばい!!!(記事書きながらも泣く私)

 

アニーがいちばんほしかったもの、それは

 

アニーの孤独な気持ちが、ウォーバックスとの出会いによって、やっと昇華されたのですね。アニーもウォーバックスも、この出会いによって人生が拓けていったのです。

 

アニーの物語の中には、このように、様々な登場人物の人生の背景と、人と人の出会い・関係性から生まれる、たくさんの感動が詰まっています。

 

 

いかがでしたでしょうか?


少しでも魅力が感じてもらうことができていたら、とっても嬉しいです。もちろん感じる観点・感想は人それぞれ。ぜひ劇場で見て、自分の思いと出会ってほしいと思います。 

 

それでは後編に続きます♪

 

 

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お読みいただきありがとうございました! 

 

Written by miwa(@miwa_spring33)  

 

 

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