第4回日韓交流フェスティバル・ヌリッショにわくわくが止まらない!

 

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 本日は、第4回 日韓交流フェスティバル・ヌリッショ・新教育観光プログラム ヌリ路 IN 韓国について

 

72年前の8月15日、日本は終戦を迎えました。この日は、日本では終戦記念日、韓国では独立記念日となっています。両国にとって一つの歴史の節目でした。そして、現在の日本と朝鮮半島の関係性を見てみると、北朝鮮のミサイル問題は毎日ニュースを騒がせ、ついにグアムへ発射かというところまで来ています。

 

映画『ジョバンニの島』をみて

 

先日、『ジョバンニの島』という映画を見ました。第二次世界大戦直後、色丹島と樺太における、日本人とロシア人の様子を描いたアニメーション映画です。扱うテーマとしては新鮮に感じました。

 

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タイトルからおわかりになるとおり、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」の世界観が表現されていて、とても綺麗な映像と音楽にあふれた映画です。

 

その中で描かれているのは歴史に翻弄される人々の。日本人もロシア人も民衆はみんな泣いている。あらためて戦争って一体なんなんだろう・・・と考えさせられました。国家紛争、イデオロギー紛争によって、命を落とすこと、人間の尊厳が傷つくことは、率直におかしい。この感覚は常に持ち続けたいと私は思っています。

 

現在の東アジア

 

『ジョバンニの島』の中では、樺太の収容所で働く朝鮮人に主人公が助けられる場面もありました。あらためて、常に日本の隣国として、今までともに歴史を紡いできた地域、それが朝鮮半島です。

 

日本ー朝鮮ー中国ーロシアーそしてアメリカ。

 

この関係性をみると、戦後から70年以上経っても今も日本や韓国は、欧米の大国の下部構造であると常々感じるし、日韓はとにかく仲が悪いように見えるし、中国ーロシアー北朝鮮と欧米は、まったく別の世界で生きているようだし、本当の意味で平和な世界が訪れることなんてあるのかしら、と思っても仕方のない状況です。

 

そんな情勢のなか、昨年までで3回開催し、今年第4回を迎えるのが、日韓交流フェスティバル・ヌリッショです。

 

日韓交流フェスティバル・ヌリッショ

 

ヌリッショ(NURITSYO)とは、韓国語の ‘享受しよう(누리라・NURIRA)’ と日本語の ‘一緒に’ が一つになった造語であり、このイベントは、みんなが共に享受するお祭りです。

 

現在のあらゆる問題を生み出す「疎通不在」。この原因を突破して、関係性構築に対する認識の大転換のきっかけをつくる場、そして個人と個人の疎通にとどまらず、戦後70年、日韓国交正常化50周年を機に日本と韓国の疎通・関係性にも新たな風を吹き込み、全世界へ大きなうねりを広げていく場がコンセプトとなっています。

 

私は第3回まで、すべて参加したのですが、毎回 大感動!!!

 

日本から出て外からみる日本を感じる。お互いの歴史を自国の観点に固執せずに観てみる。そして、素直に一人ひとりの人間として交流する。そこには言葉にはならないほどの感動があります。そして、この活動の積み重ねが、アジアの時代をつくっていく偉大な一歩になると確信しています。

 

さて、今年は第4回。9月2日に開催されるメインイベントのほか、教育観光ツアーもたくさん用意されています!私も参加し、今一度ともに未来を考えてくる予定です。

 

今ここから。どんな未来を創っていきたいか。みなさんはどのように感じますか??

 

 

 

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Written by
チームワークコンサルタントmiwa