苦手な飛び込み営業を克服する方法
はたらく女性に向けたコラム、今回は飛び込み営業について書いていきます。
営業職についてくるもの、飛び込み営業
前職が法人営業職でしたので、私も飛び込み営業は、新人のころからやっていました。既存のお客様からの受注で、予算が達成できればよいのですが、会社の事業計画にあわせて予算はどんどん増えるもの(資本主義の構造ですね)そうすると新規顧客の開拓が求められました。
この飛び込み営業、私は大の苦手でした。
B to Bのお仕事なので、訪問先は企業です。大企業だったので、訪問先もそれなりの組織です。
訪問先が入っているビルのロビー階のトイレのなかで、30分以上、嫌だなぁと思いながら、悩んでイメージシミュレーションしてました。
何とか自分の気持ちを奮起させて、お客様へ向かった結果、受付の方に断られて一瞬で終わることもたくさんありました。
飛び込み営業が最初から大好きな方は、割合としては少ないと思います。(そんな方は、逆にすごい個性ですよ!)たいていの人は、恐怖や不安が出るものではないでしょうか??
飛び込み営業をするときの思考
私が思っていたことは、次の通りです。
・まず、知らないビルに入るのが怖い。不審者と思われたくなくて、挙動不審になる
・受付のお姉さんorおばさまに何て思われるかが怖い
冷たくあしらわれたらショックが大きい
・第一声の自己紹介がうまく話せるかが不安
自分の社名&名前も噛んでしまいそう
・運良く担当者に面会できたとしたら、次はその担当者にどう思われるかが怖い
仕事の邪魔だと思っているんじゃないか
・うまく会社の紹介ができるかが不安
・紹介しているうちも、声が震え、呼吸がうまくできないと不安
・・・・・エンドレスにつづく
すべて、恐怖心の固まりでした。そんな思いを感じるのであれば、「飛び込み営業なんてしたくない!」となるのは、ごく自然なことです。
得意先のお客様への訪問での思考
一方、既存のお客様に行くときはまったく気持ちが異なりました。そのときに思っていたことは、次の通りです。
・ビルもよく行って知っている。どこに何があるかもわかっていて安心
・受付のお姉さんorおばさまとも顔見知り。雑談したりもする
・第一声の自己紹介は、決まりきっているので、スラスラ出てくる
・担当者に面会できたとしたら、目的は決まっているので、用件を達成するのみ
邪魔だとは思わず、お客様にとっても必要な話し合いだと思っている
・・・・・などなど
こうやって比較をしてみると、なぜ苦手だと思うのか??が見えてきますね。
HOWTO本では変化できない
自分の行動に変化を起こすために、悩んだ私は、女性営業に向けた本などをかなり読みました。
本を読んでいるうちは、本の中に並ぶ前向きな言葉たちに「私もできそうな気がする!!」と思うのですが、実際にお客様先に行くと出てくるのは、不安・恐怖の感情。
それでもなんとか切り替えて、無理をして向かっていました。すごいストレスでした。
本当の意味で行動を変化させるには、"無理をして"変える状態では、根本解決には至りません。
解決のステップ
なぜこんなにも苦しいのか?の理由は次の2点です。
・いったい何が問題なのか?根本原因である観点の問題がわからないから
・どうやったら変化を起こせるのか?変化の仕組みがわからないから
これらが解決できれば、心すっきりでどんな状況でも、極度の緊張状態さえも楽しめる自分になることができます。
これまでの自分の殻の外に出ることができ、すっきりした心から新しい思考の道をスタートすることができますよ。
根本原因をわかって、仕組みを使って変化を起こすステップを始めてみませんか?
ご興味のある方は、下記の記事をお読みください。
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Written by
チームワークコンサルタントmiwa