映画『アナと雪の女王』~冬はアナ雪にひたる。
寒い日が続きますね〜
冬といえば。何と言っても大好きな映画、アナと雪の女王です。
とっても今更ではありますが、感動ポイントを考察してみます。
注:ネタバレを含みます
ストーリーの軸
色々な要素を含んでいてたくさんの見方ができますが、一番強いメッセージといえば、雪の女王=エルサの成長ストーリーだと思います。
心の動きがとても丁寧に描かれていています。
エルサの心の動きまとめ
始まりはエルサ自身の自己否定から始まりますね。
生まれたときから魔法が使えるエルサ。娘のことが心配で魔法が使えることを隠そうとする両親の教え。そして大切な妹アナを魔法で傷つけてしまったこと。これらから、魔法=だめなものという自己嫌悪でいっぱいになってしまいます。
そこからずっと自分はだめだの蓄積をしていきます。
思い込みの思い込みの思い込み。
ついには全員を拒否し、氷の城を築くことで自分の自尊心を守ろうとします。
とっても静かだけど孤独なお城を選んだエルサ。(私の号泣シーンその1)
そんな中変わらずに姉を想い続けていた妹のアナがいます。
アナのひたむきな変わらない愛の投げかけにより、ついにエルサは気づき、思い込みを手放すことができます。(号泣シーンその2)
生まれ変わるエルサ。
そんな中変わらずに姉を想い続けていた妹のアナがいます。
アナのひたむきな変わらない愛の投げかけにより、ついにエルサは気づき、思い込みを手放すことができます。(号泣シーンその2)
生まれ変わるエルサ。
そして魔法の力を、みんなにとって役に立つものとして使う女王になりました。(号泣シーンその3)
号泣シーン3つについて
ほんとに、人が成長する過程が如実に現れていると思います。変化の過程にひたすら共感して泣けるのです。
一度は周りを切ってでも自分の尊厳を守らないとつぶれてしまう極限の心の状態。
そこから、人とのつながりや愛を感じ受け入れること。そのためには自分以外の人の力が必要です。心をノックし続けてくれる信頼で結ばれた大切な人の存在。
そしてほどけたエルサは、個性である魔法の力を自ら再規定して、みんなが尊重しあえる世界を作る一歩が踏み出せたのです。
やっぱりアナ雪が好き
こうして見ると、どんな人にも当てはまる要素がたっぷりで、人として生きていたら行き詰まる悩み限界の解決策が隠れていますね。
私自身と照らし合わせても、思い当たるふしがたくさんあります。だからこそ号泣しました。
人としての心のあり方の変化が、綺麗な映像と素敵な音楽によって描かれている、本当に素敵な映画です。
お読みいただきありがとうございました。