ワールドカップ2018をみて感じたこと
サッカーワールドカップ2018ロシア大会の、日本代表の戦いが終わりました。
3度目のベスト8への挑戦は、残念ながら、日本2-3ベルギーで幕を下ろしました。
後半の途中、2-0になったときには、とても嬉しかったし、もしかしていけるのかも??と夢を見ました。また、最後のアディショナルタイムまで、勝負はわかりませんでした。それでも、ベスト8の壁は厚かった。
選手の皆様、本当にお疲れ様でした。心からありがとうございます。
私はサッカーには詳しくないですが、やはり、世界を代表する選手が戦う姿に胸を打たれます。
大会はまだ終わってはいないですが、本日の印象に残った記事を取り上げて、感想を述べたいと思います。
最後まで一瞬のチャンスを見逃さなかったベルギー
勝負は、後半のアディショナルタイム4分の間、後半49分で決着がつきました。
このまま延長戦に行くのかなと思ったところで、カウンターからのゴール。あっという間に点が入って、あっという間に試合が終了しました。
ベルギーは、一瞬のチャンスを見逃さなかった。
自陣のゴールキーパーのパスから、7タッチ9.35秒でゴールまで持っていったそう。
前半後半90分を走りきったあとでさえも、このプレー。
凄すぎる!!!集中力とそれを裏付ける技術力が、本当に凄いと思いました。
ベルギーが強豪国であるゆえんが、勝つという目的に対する意志の強さなのですね。
次世代へのバトンを渡す
今大会が、最後のワールドカップと名言している本田選手。
開会前日に語った、彼の言葉がこちらです。
「このW杯が終わったあとに自分の人生が終わるとしたらどういう決断をしていくか。もちろん、人生は終わらないんだけど、終わるとしたら、どれくらいの覚悟でどういう意思決定で、どういうふうに取り組んで、どういう会話をみんなでしていくか。そういう思いでこのW杯を過ごしたい」
大会に向けた覚悟が伺えます。
そして、本日の試合終了後には、
「 やれるだけやって、今言えるのは、本当に選手をみんな好きになったこと。こんなに好きになれると思わなかったくらい好きになった」
選手生命に限りがあるからこそ、役割をまっとうして、次世代にバトンをつないでいく。
選手は入れ替わっていくけれど、日本代表の戦いは今後も続いていきますから、この大会での経験は、必ずや次に生かされます。
意志のバトンを受け渡す姿は、本当に美しいと思いました。
日本人のあり方姿勢を世界にみせる
オリンピックやワールドカップなど大きなイベントで必ず目にするのが、日本人の姿勢への賞賛です。
選手のみならず、関係者やサポーター・観客なども絶賛されていることが多いです。
●日本代表選手
ロッカールームをとても綺麗な状態でお返しし、テーブルの上には「スパシーバ(ありがとう)」 というロシア語のメッセージ。
立つ鳥跡を濁さず。侍の精神を感じます。
●サポーター
たとえ負けても、悔しさで暴れることなく、黙々とごみ拾いをして帰る。いつも本当にありがとうございます。
日本人にとっては当たり前のことが、世界の人々にとっては当たり前ではありません。
世界の人々が、日本人のこのような様子を取り上げるのは、本当はこうなりたいという心の現われではないでしょうか。
日本人が本来の日本人らしく、思いやり気配りを見せることが、世界の人々の心に響くんですね。
2020年東京オリンピックでも、世界の人々が、日本のおもてなしに驚くような「日本人にとっての当たり前」を体現していきたいものです。
選手のみなさま、大会関係者のみなさま、サポーターのみなさま、感動をありがとうございます。
お読みいただきありがとうございました。
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Written by
チームワークコンサルタントmiwa