『心の多様性 脳は世界をいかに捉えているか』の感想

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心の多様性 脳は世界をいかに捉えているか(中村哲之・渡辺茂・開一夫・藤田和生 大学出版部協会)を読みました。

 

80ページ弱の薄めの冊子なのですが、実験結果の記述もわかりやすく、大学の研究者の方たちの研究概況を把握するには、非常に良かったです。

 

この世界をヒトがどのように見ているかを、確認することができます。

◆ 視るということは主観的体験であること

◆ ヒトは自分にとって重要なものだけを環境の中から効率よく引き出して、うまく外界を再構成していること

◆ヒトは他の動物と比べた時に「全体の関係性の中でターゲットを見る」傾向が強いこと

などなど

 

このような、人間の脳機能の傾向をわかって道具にすることは、日常生活にとても有効ですね。

 

自分の生き方と、人間がもつ生命機能・精神機能は、決して関係のないことではなく、密接につながっていますから。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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Written by
チームワークコンサルタントmiwa