「良かれと思って」が裏目に出てしまう本当の理由
良かれと思って言ったのに、伝わらなかった
相手は良かれと思って言ってるのはわかるけど、ムッとしてしまった
日々の人間関係のなかで、どちらも心当たりがあるのではないでしょうか?
私もよくありました。
とっても些細なケースで言えば、
おいしく牛乳を飲んでいるところに「牛乳は体によくないんだよ!」と力説される
(たった今、私飲んでるんだけど・・・)
100均のマッサージオイルを使っていたら「100均のなんてだめだよ!!何入ってるかわからないよ!」と力説される
(ええっと、私が、国産でよさげだから買ったんだけど・・・)
我ながら些細すぎるなと思いますが、私、本当に些細なことでムッとしていた人でした。
落ち着いて考えたら、相手の言いたいことはわかります。
でも、「なにもそんな言い方しなくても」「この人、自分の主張が絶対に正しいって思ってるな。今言い返しても無駄だ。」と諦めの境地が襲ってきます。
逆もしかりです。
相手のためを思って言ったんだけど、どうも通じていない。それどころかムッとしているようだ。おかしいなぁ。と。
実はこれ、戦争の構造と同じでもあります。自分の主義主張を、相手にわかってほしくて行う行動の数々。
人間は、500万年間ずっと、このようなやり取りを繰り返しているのです。そう思うと恐ろしいですよね。
なぜ意識の衝突が起きるのか?本当の理由
もう少し詳しくみていきましょう。
「良かれと思って」という行動の背景には、「相手に変化してほしい」という欲求があります。
一方、相手はどうでしょうか?
相手自身が「変化したい」と思っていなければ、「(勝手に)変化させようとしてくる」と感じてしまうのです。
相手を変化させようとしているから、衝突が起きる
相手が自分を変化させようとしていると認識するから、衝突が起きる
そう思っていない相手を、自分の勝手で変化させようとすることは、相手の尊厳を傷つけることとなります。逆に、自分はそう思っていないのに、変化させようとしてくることと出会うと、自分の尊厳が傷つくのです。
現代社会は競争だらけ衝突だらけで、ありのままを受け入れてくれることは、ほぼほぼありません。
些細なことでも、ムッとする感情が瞬時に沸き起こるのは、『もうこれ以上傷つけないで!』と叫んでいる心の叫びだと、私は思います。
でも、本当は、楽しくコミュニケーションして、相手の意見も受け入れながら自分も成長できたら、一番よいですよね。
わかってるけどできない。これが人間共通の仕組みなのです。
根本的な解決策は?
この衝突を解消して、どんな人とでも、楽しくコミュニケーションできるようになる、人間関係力を向上できるのがnTechです。
なぜ人間関係の衝突が起こるのか?の原因は次の2点です。
・いったい何が問題なのか?根本原因である観点の問題がわからないから
・どうやったら変化を起こせるのか?変化の仕組みがわからないから
これらが解決できれば、心すっきりで色々な意見を楽しむ自分になることができます。
いつもすっきりした心から新しい関係性をスタートすることができます。
そして、本当に相手に変化してほしいと思ったら、それをかなえる道もみえるようになります。
根本原因をわかって、関係性の変化を起こすステップを始めてみませんか?
ご興味のある方は、ぜひお問合せください。
体験セッションもご案内中です。
お読みいただきありがとうございました。
Written by
チームワークコンサルタントmiwa