『Science and Nonduality:AI時代×スピリチュアリティーが生み出す人間の未来』参加レポート②
SANDとは、Science and Nondualityの略。科学と非二元性のことを、指しています。
世界的に活躍する科学者、数学者、医学者、心理学者や精神世界のリーダーなど、各分野の覚者たちが、世界中から集うカンファレンスです。
2018年度は、10月24日〜28日の5日間、アメリカのサンノゼにて、開催されました。
このカンファレンスに、「Perception(認識)」の変化を通した人材開発・組織開発と、その土台となる日本発の教育 nTech(Ninshiki Technology) の米国展開を担う、NR Americaのメンバーが、現地での活動の一環として、参加してきました!
その報告会レポート、第2弾です。
第一弾はこちら
『Science and Nonduality:AI時代×スピリチュアリティーが生み出す人間の未来』参加レポート①
SANDの始まりは?Nondualityに注目したきっかけの著
SANDの発起人は、Zaya & Maurizio Benazzoのお二人。
2人とも、ニサルガダッダ・マハラジ著”I AM THAT"に関心を寄せたのがきっかけとのことです。
1973年出版。Nonduality哲学に関する、世界的に知名度の高い本とのことです。
SANDで語られていたのは
スピーカーのお二人より、現代科学が直面する2つの限界、それは①知識の断片化、②本質的な問いとの分断であるとのお話がありました。
リーマンショック以降、こういった探求が、飛躍的に世界中で広まっています。
Nondualityが注目される理由として、duality、つまり二分法が生み出す限界・苦しみ・対立が、世界的に究極のところまで来ていることに加え、量子力学やホログラフィック宇宙論といった、現代物理学の最新動向があげられるとのこと。
まさに、Science and Nondualityを融合したプラットフォームを、みんなでつくろう!と取り組んでいるカンファレンスなのですね。
報告会のなかでは、実際お二人が見聞きして、印象的だった登壇者の紹介もありました。
Dan Siegel、Jean Houston、Deepak Chopra、Rupert Spira、Thomas Hublなど。すごい面々のお話を直接聞けたんですね。
時代の流れはどうなる?日本に求められる役割とは
報告会は後半へ進み、SANDを参加して見えてきた、時代の流れのお話へ。
内海さんは、AI時代が進む中で確実に、Humanity人間の可能性を見つめる方向へ、シフトしてきていることを、感じたとのことです。
人間はすばらさを本質的に捉え、融合に向かっていることを肌で感じたそう。
ここで、アメリカと日本の歴史の違いを振り返りながら、アメリカはポストモダニズムに移っていることの紹介がされました。一方、日本は、ポストモダニズムがまだ来ていないのではないかという、アメリカ人の仲間による示唆にも言及されました。
世界が融合に向かう流れがあるなかで、日本は何をするのか?
まだまだ認識されていない日本があるんだ、と力強く語る内海さん。
一期一会、間に関する深い概念。それらをもっともっと発信をすることで、世界に貢献する日本になれる、という提言がありました。
社会を変える1%の人々が何を見ているか?
私が印象的だったのは、「SANDで話されている内容は、アメリカ人でも99%の人は興味がないんだよ、と言われました。」というエピソードです。
でも、1%の本気で社会を変えたいと思える人が、次の時代を切り拓いていくんですよね。
99%のフォロワーになりたいか、1%のリーダーになりたいか。
マイノリティであったとしても、信念をつらぬくその生き方は、私はとてもかっこいいと思いましたし、そうありたいと思いました。
「地球は捨てたもんじゃない、と思いました」
最後に、参加者からの感想にて、このような素敵な発言がありました。
未来を考えて集まってプラットフォームを作ろう。
より一歩でも先へ、お互いを尊敬しながら、一緒に考えよう。
そのようなカンファレンスが、開催されていることこそ、人類の希望です。
会場全体で、未来への希望がひろがったところで、報告会は終了となりました。
内海さん、梅田さん、NRAMERICAのみなさん
素敵な報告会をありがとうございました。
*SANDへ出会った登壇者を含むたくさんの方たちへ、nTech 0=∞=1のパンフレットをお渡ししたそうです。
お読みいただきありがとうございました。
*本記事の写真はNR AMERICAより掲載許可されたものです。
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Written by
チームワークコンサルタントmiwa