『Science and Nonduality:AI時代×スピリチュアリティーが生み出す人間の未来』参加レポート①
みなさんは、SANDという世界的なカンファレンスをご存知ですか??
SANDとは、Science and Nondualityの略。
科学と非二元性のことを、指しています。
世界的に活躍する科学者、数学者、医学者、心理学者や精神世界のリーダーなど、各分野の覚者たちが、世界中から集うカンファレンスです。
2018年度は、10月24日〜28日の5日間、アメリカのサンノゼにて、開催されました。
医学博士のディーパック・チョプラ氏、脳科学者のダニエル・シーゲル氏を始め、130名以上のゲストたちが、『The Mystery of Being Human(人間であることの神秘)』という主題を、様々な角度から、議論が行われました。
このカンファレンスに、「Perception(認識)」の変化を通した人材開発・組織開発と、その土台となる日本発の教育 nTech(Ninshiki Technology) の米国展開を担う、NR Americaのメンバーが、現地での活動の一環として、参加してきました!
その報告会が、先日行われましたので、レポートをお届けします。
およそ2時間の報告会。
内容が盛りだくさんすぎて、私は興奮しきりでした。
一晩中語っていられるくらいの、情報量と気づき・感動。
書ききれない内容は、直接お会いしたときに、ぜひお話ししたい!
早々に満員御礼になっていたこのイベント、参加できなかった方も、お楽しみください。
SANDって一体なに??
実は、SANDというカンファレンス、日本ではとっても知名度が低いんです。
少し調べただけでも、日本語で書かれている記事は、ほぼ皆無です。
公式サイトはこちら
それでも、Nonduality研究の界隈では、誰もが知っている超有名人が、ばんばん登壇しています。
報告会のスピーカーは、このお2人。
今年はじめに行われた、同じくアメリカで開催された世界的カンファレンス『Wisdom2.0』に登壇された内海昭徳さん。
NR AMERICAメンバーで、ニューヨーク州立大学を首席で卒業後、nTechに携わるようになった梅田未希子さん。
お2人のとても自然体な雰囲気で、報告会は始まりました。
今年の初めに、内海さんがWisdom2.0に登壇したときの記事はこちら
SANDってどんな雰囲気?
世界中からさまざまな人が集まる最先端の現場。
そこでは、ある種specialな雰囲気があったようです。
話し手に対するRespect
最初に感じたのが、この雰囲気だったとのこと。
プログラムがwebサイトに載っているため、内海さんがそれをスマホで見ていたところ、「ここではスマホを見ないほうがいい」とアドバイスされたそうです。
見渡せば、誰もスマホを見ている人はおらず、話し手の話を真剣に聞いている。とにかく、話し手に対するRespectの空気が、満ち溢れていたとのことです。
フラットな関係性
SANDでは、あるプログラムの登壇者が、違うプログラムでは客席に座っていることがザラ。休み時間も、外のテーブルなどでDiscussionをずっとしています。
そんな中、どんなに有名な人もで「自分はすごいでしょ」という奢った部分がまったくない。勝ち負けの次元ではなく、お互いに学びあい、尊敬しあう関係性だったそう。
プログラム中も、いきなり参加者が手を挙げて質問することも多く、それに対し登壇者は丁寧に回答する。逆に、参加者の質問が、あまりにもプライベートな自分ごとの体験談を示すだけだった場合は、さらっと切られることも。
すべて自分は当たり前
参加者も登壇者も、物質的なこの体だけが自分という捉え方ではなく、『全部自分、あれもこれもすべて自分』という意識が、共通認識だったとのことです。
もう、それが当たり前のベースで、会話がはじまる。なかなかすごいことです。
Wisdom2.0との違いは?
カンファレンスによって、やはり発起人の意思や、これまでの経緯があり、それに伴った特徴のカラーがあるものです。
Wisdom2.0とSANDの違い。
一言で言えば、MindfullnessとNondualityの違いとのこと。
明確に違うことが、実際行ってみてのお2人の驚きだったそうです。
googleなどでも採用されているとおり、現実的な活用に強いMindfullness。
より本質的な真理へのアプローチがNonduality。
このあたりのニュアンス、文字化が非常に困難なのですが(直接お会いしたときに語りたいです)なるほどー!!と、とても興味深かったです。
次回に続きます。
お読みいただきありがとうございました。
*本記事の写真はNR AMERICAより掲載許可されたものです。
メッセージはこちらまで
*CONTACT*
Written by
チームワークコンサルタントmiwa