緊急企画「東京五輪 危機かチャンスか」令和哲学カフェ
本日6月23日はオリンピックデーで、国際オリンピック委員会(ICO)が設立された日とのことです。
東京五輪開幕まで早いものであと1ヶ月ですね。
このまま賛否両論の平行線で、国民も世界も団結せずにオリンピックを迎えるかと思うと、このままでいいんだろうかという暗雲とした気持ちになります。
思い返すと、2013年に"おもてなし"で東京五輪が決定したとき、思わずいてもたってもいられず英語を習い始めました。(なんて単純思考)
2018年に平昌オリンピックに現地観戦に行ったときには、2年後東京でこの平和の祭典が行われるなんてどんなに楽しいんだろうと本当にわくわくしました。
現地観戦レポート
去年コロナパンデミックで時代が一気に変わり、今までの常識が通用しなくなりました。
東京五輪2020も、1年延期になりました。1年経ったら少しは落ち着いているかと思いきや、日本ではワクチンの接種も進まず、意思決定の遅さがどんどん裏目に出ています。アメリカは日本への渡航中止勧告を出し「日本の現状を踏まえると、ワクチン接種を完了した旅行者でも変異種に感染したり、それを広めたりする危険性がある」と警告しています。
米政府、日本への渡航中止を勧告 東京五輪迫る中 - BBCニュース
そしていよいよ東京五輪の開幕が来月に迫りました。今もなお、暗いニュースばかりです。
ボランティア辞退者が1万人にのぼり、東京小金井市では、全国初の「東京五輪中止」意見書が採択されました。
東京五輪・パラのボランティア 約8万人のうち1万人辞退 | オリンピック・パラリンピック | NHKニュース
東京地方議会、全国初の「東京五輪中止」意見書採択(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース
世論調査によると開催反対の声も多く、都民の意識調査では6割が中止すべきだとの調査結果もあります。
東京五輪「中止すべきだ」60%…都民意識調査、開催都市で反対の声根強く:東京新聞 TOKYO Web
しかし、どんなに中止の世論に傾いたとしても、状況を考えると中止はもう難しいのではないかと思います。 一方で、反対意見も受け止めながら世論を一つにまとめて突き進む、力強いリーダーシップを発揮している人はいません。
賛成派・反対派。この分離の状況のまま開催しても、団結できないまま、通過儀礼として(そして罰ゲームのような損した感じで)執り行っただけのオリンピックになってしまいます。
そして何より問題だと感じるのは、もうこんな中途半端な政府の対応を見続けることに国民みんながうんざりしていて、「もう見たくない聞きたくない、オリンピックなんて知らない」と感じ始めていることです。
おもてなしと謳って誘致した東京五輪がこのような冷たさのなかで行われることは、とてもとても悲しいことです。
今まで以上に注目される東京五輪。
果たして日本にとって危機なのかチャンスなのか。
だれかが何かを変えてくれるのを待つのではなく、自分ごとのオリンピックになることが何より大切なことではないでしょうか。
みんなで「私たちは今まで何が問題だったのか」根本の問題発見を行うこと。「もっとも最良なオリンピックはどういう形だろう」と知恵を絞ること。懸命に意見を出し合ったあとは、「これからはこうしよう」と意思決定した方向に向けて一致団結すること。それらのプロセスをひとつひとつ、みんなで(一人残らず)ともに歩んでいくこと。
そうすれば、どんな結果になったとしても、「このオリンピックが日本にとって大事な節目になったね」と、未来の私たちは笑い合えることでしょう。
理想論で終わらせるのではなく、正面突破できる道。こんな時代だからそれが何より大切ですよね。遅すぎることは決してなく、今ここから変えていけるんです。そのためにはみんなの意思の結集からスタートです!
そこで、6月23日今夜の令和哲学カフェでは
特別企画「東京五輪は危機かチャンスか」をテーマにお届けすることになりました。
21世紀悟り人 令和哲学者でもあるノ・ジェス氏によるファシリテートのもと、あえて二つの立場から徹底討論し、みんなで深めていきます。
少しでも自分ごとにしたい方、熱い議論が見たい方、自分も意見を話したい方
みなさんぜひ一緒に参加して、zoomでのディスカッションやYoutubeコメント を盛り上げていきましょう!!
私も参戦します!!
詳細・お申込みはこちら
日 時:月〜金 21:00〜22:30 連日開催中
参加費:無料
開催方法:zoom使用またはYoutube LIVE配信
お読みいただきありがとうございました。
Written by miwa(@miwa_spring33)