映画『君の膵臓をたべたい』(劇場アニメ版)レビュー

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原作(2015年)、実写映画化(2017年)ともに大ヒットをしていたのですが、まったくスルーしていて、、

 

友人の「あなたは絶対観るべき!!!」という強い押しによって、観てきました。

こういうおすすめって私は大切にしています。何かを見出してくれているからこその言葉だと思うので。

 

結論としては、めちゃくちゃよかったです!友よありがとう。

 

レビューにネタバレが含まれるので、お気を付けください。

 

原作はこちら

 

 実写劇場版(2017)はこちら

kimisui.jp

マンガ版もあります

 

今回見たのは劇場アニメ版

 

kimisui-anime.com

予告編で振り返りましょう

youtu.be

 

私、アニメに深い思い入れはないほうです。特に詳しくありません。前回映画館で見た日本の劇場アニメは、「君の名は。」

なんと2年前。君の名は非常に好きですよ。

 

こんな感じなので、今回も、最初は声優さんの声に戸惑い、キャラクターの動きにも戸惑い・・・けど10分で慣れました。

 

アニメーションならではなのは、風景の描き方だと思うんですよね。

 

それはそれはもう、本当に美しかった。

 

桜の表現
花火の表現
図書館の雰囲気などなど

 

光と色彩の表現は、日本人の繊細さを表していました。

こんな表現、この民族しかできないんじゃなかろうか、、と思うんですよね。

 

この世の中に絶対なんて一つもない

 

大泣きさせられたのは、やはり、ヒロインの桜良が亡くなるところ。

 

完全なるミスリードです。

 

この映画は、ヒロインが膵臓の病気で死ぬ悲恋の物語だって、観客の誰もが疑わないところを、別の理由で亡くなる衝撃。

 

衝撃すぎた。 

 

この世の中に「絶対にこうなる」ことなんて何一つないんだということを、否応なく突き付けられます。

 

病気による寿命でさえも、平気で裏切られる。良いほうにも悪いほうにも。

 

だからこそ、今、目の前の相手にどれだけ真剣に向き合えるか

私はこの映画から、人との出会いの姿勢を見直すメッセージをもらいました。

 

交流で生まれるそれぞれの変化

 

主人公とヒロインは、お互いに交流することによって、どんどん意識が変化していきます。 

 

クラスメイトとの関係性や、母親との関係性。

常に自分の殻に閉じこもっていた、自分の殻から一歩も出たことがなかった状態の主人公は、どんどん変化していきました。

 

そして最後は、自分から友達を作るという、まったく違う行動を取るようになります。

 

それもこれも、自分の殻から出たからこそ。

主人公の変わりたいという意思と、ヒロインの変わりたいという意思の出会い。

 

人との意思の出会いで生まれるその変化こそ、美しい奇跡だと私は思いました。

 

これこそ、私が自分自身にいつも問いかけ、出会った人に伝えていることです。

人間って本当に美しいな…と深く感動しました。

 

 

何回も見に行きたいと思ったのですが、首都圏は上映終了のところもちらほら。終わる前にもう一度行こう。

 

最後にもう一度公式サイトを。

kimisui-anime.com

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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Written by
チームワークコンサルタントmiwa